挑戦的平和論―ゴーマニズム宣言EXTRA (下巻)
![]() | 挑戦的平和論―ゴーマニズム宣言EXTRA (下巻) (2005/12) 小林 よしのり 商品詳細を見る |
皇室、一神教、千島列島について描かれた本。
皇室の方々の人間性というものを無視しているという点では左翼も右翼も全く変わらないという点で同意。結局彼らは戦前の天皇は神であるというドグマから一歩も抜け出していないんですよね。進歩がないというか。
一神教については反対。そもそも多神教においては一神教における万能神的なものも内蔵できるはずであり、多神教の方が汎用性が高いのだからこのまま多神教的世界観で行くべきだと思います。何より世界を見渡せば今の状況は間違いなく”多神”でしょう。故に一神教的な論理の積み上げではなく、一神教を内蔵した多神教的な論理の積み上げをしていくべきです。
千島列島に至っては政府は馬鹿なんじゃないですかね。交渉するとき、要求量を実際に必要なものより多く見積もって相手を威嚇するというのは当たり前のビジネス手段でしょう。こちらが控えめにでるから二島返還論などというふざけたものまででてくるのです。ですから樺太、千島列島すべては日本固有の領土であり、ロシア政府が不法に居座っているに過ぎないとかそのくらいいうべきでしょう。ロシア政府がそこら辺を領土にしたのだってせいぜい300年くらい前で、その遙か以前から日本列島の民であるアイヌ人がいたのだから、樺太・千島列島日本領土案はそれほど突飛なものではないと考えます。
戦争になるとか言う人もいるかもしれませんが、今のロシアに戦争できるわけないじゃないですか。
あるのは核兵器だけ。だからこそ日本が核武装すべきというか核に対する抑止力を保持していないといけないんですけどね。日本の弱腰外交は結局そこです。自らの安全保障もできない国家がどうして強気に出れると言うんでしょうか。
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